お越し頂き、ありがとうございます。
ザ・バス76番の旅の続きです。今回は、ワイアルアコーヒーファクトリー(アイランド エックス ハワイ)の紹介です。
そう、いつも「モヤさまハワイ編」のラストを飾るあの場所です。
前回紹介したノースショア ソープファクトリーからは、同じオールドシュガーミルの敷地内なので、歩いて1分くらいですね。
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ワイアルア コーヒー ファクトリー
行き方
ワイアルアコーヒーファクトリーへのザ・バスでの行き方は、前回のソープファクトリーと同じ敷地内なのでこちらから。
敷地内での位置は、
円錐形のソープファクトリーの出入り口の前に、オールドシュガーミルの広い敷地が広がっている。
奥の突き当りにあるのがワイアルアコーヒーファクトリーの建物だ。
どんな場所?
近づくと、
テレビ番組でもお馴染みになった、このレトロな建物。
ここワイアルアが サトウキビ産業で栄えた時代の サトウキビ製糖工場だった建物だ。
現在は、ワイアルアコーヒーファクトリー(アイランド エックス ハワイ)が入っている。
ワイアルアのサトウキビ産業の終了後、サトウキビ畑が広がっていたワイアルア台地は 高台はコーヒー農園に 川岸はカカオ農園に 様変わりした。
サトウキビ畑だった肥えた土は、コーヒーやカカオの栽培にもピッタリで 糖度の高い豆が収穫できるのだ。
シュガーミル跡地の一画は コーヒー工場となり、マーティン一家がファミリー経営する「アイランド エックス ハワイ」には、ワイアルア産のコーヒー豆をはじめとする様々なハワイ土産品が並ぶ。
店の裏は、コーヒーやカカオの木、その製品過程などを案内してくれる興味深い場所になっている。
工場跡を改造した広い店内には、
「ハワイの土産、何でも屋さん」って感じに様々な土産物が並んでるけど、
注目すべきは ここでしか手に入りにくい品だよね。
ワイアルアのサトウキビにかわる特産品、コーヒーやカカオからできる品をチェックしよう。
以下で紹介してます。
注目① ワイアルア産コーヒー
まずは、ワイアルア産のコーヒー豆
「タダ(無料)のコーヒー」が自由に試飲できるポットが用意されてる。
タダで試せるけど、これは 希少なワイアルア産コーヒー。
こんなふうに訪れる人みんなに無料で提供してるのは、品質に自信があって 広く良さを知ってもらいたいんだろうな。
お安くはないんだけど、ハワイに来たら、ワイアルアコーヒーを必ず買って帰るというファンもいる。
せっかくだから、ワイアルア産コーヒー豆 を購入しようというなら、「精製方法2つ」× 「焙煎度2つ」の 4種類のポットのコーヒーをじっくりと飲み比べて選ぼう。
【下記のミニ知識をご参考に】
まず、
収穫したコーヒーの実から 生豆
を取り出す方法によって
緑のラベルの「ナチュラル」と 茶色のラベルの「ウオッシュド」に分かれているよ。
「ウオッシュド」皮と果肉を取り除き、発酵させてヌルヌルも取り、水洗いした生豆を乾燥させる方法(すっきりマイルド)
それぞれの方法で取り出された生豆は 焙煎(ロースト)され、コーヒー豆になる。
「ナチュラル」と「ウオッシュド」のそれぞれに
煎り具合によって ダーク(深煎り)と、ミディアム(中煎り)がある。
ミディアム(中煎り)は、酸味・苦み・甘味のバランスが良い。
・・・と言われる。
私には、コーヒーの味が深くわからないけど、
わかる方は、よく飲み比べて、お好みのワイアルア産コーヒー豆を。
注目② ワイアルア産カカオの商品
こちらは、貴重なワイアルアチョコレートが入ってる冷蔵ケース。
前にスタッフさんがカケラを何種類か試食させてくれたが、風味良し、旨かった。・・・でも、なかなかの御値段で手が出ないので申し訳ない^_^;
日本にもあるカカオ成分を意識したチョコのように、38%とか55%とか カカオの割合が記されてる。
カカオ豆って全く甘味はないので 残りの成分は 砂糖がかなりの割合をしめてる?
もちろん、チョコレートは大好きだが、
カカオ・ビーンズ ・・・カカオ豆をローストした商品だ。大小2種類の袋があり、日本で手に入れるより かなりお値打ちだと思う。
だが、誰もが これを好むかは何とも言えない。
アーモンドみたいな食感で、ココアみたいな?チョコみたいな?香りがあるが、苦みも強い。
私は、これにハマってしまったが、家族は誰も食べない。
試食もさせてくれるのでスタッフに声をかけてみよう。
カカオは、血圧・動脈硬化予防・美容・ダイエットなどに良い、スーパーフードなのだ。
注目③ 手製シロップ シェイブアイス
他に、
店内では、手製のシロップをかけてくれる「オールドシュガーミル シェイブアイス」も販売している。
店の押しの商品らしく、入り口には独立した看板も掲げてある。
10種類くらいのシロップから選べるんだけど、
シロップ名に「ワイアルア」が付いたものが、コーヒー、パパイヤ、ダークチョコレート、パイナップル、マンゴーの5種類ある。
地元ワイアルアで取れたものからできてるんだよね、なんか いいなー。
以前、いただいたマンゴーシロップのシェイブアイス。ナチュラルなシロップで美味しかった。
ダークチョコレートやコーヒーのシロップの物も食べてみたいけど、
次のバスまでの40分で あたふた回った今回は時間切れだった。

店の裏でコーヒーとカカオを学ぶ
ワイアルアコーヒーの店の裏口から出ると、
コーヒーの製造工場があり、実際のコーヒーの木やカカオの木を見たり、説明を聞くこともできる。(日本語ペラペラのスタッフもいます^▽^)
まずは、コーヒーの木。
実がいっぱいついてますね。(6月頃の様子)
あと1か月くらいすると、下のように赤く色づく。
コーヒーの実のことをコーヒーチェリーともいうけど、まさにミニサクランボみたい。ほんのり甘いそうよ。こうなったら、収穫だ。
通常、1つのコーヒーの実の中に 2粒のコーヒーの生豆
ができている。
店内のコーヒー試飲ポットの下に サンプルがあるので手に取ってみることもできる。白いのが生豆(ローストすると茶色になる)
コーヒーの木の後ろには、乾燥させるためのスペースがある。
タイミングが合えば、コーヒーやカカオが干されている光景を目にできるかも。
さて、
奥にあるのは、カカオの木です。
幹に直接 花を咲かせ 実をつけるビックリな植物! 下の写真の幹にある白い点々は、全部 つぼみなのだ。
でも、受粉して実になるのは ほんの一部だそうで・・・
ラグビーボール型のカカオの実(別名カカオポット)からは、
カカオ豆 が30~40個でてくる。
このカカオ豆が、数々の工程を得て チョコレートやココアになるのだ♥
(上で紹介したカカオビーンズは、これをローストした製品)
ゲッコー(ハワイのヤモリ)と出会えるかも
ところで
このワイアルアコーヒーファクトリーでの ゲッコー遭遇率は高い・・・ように思える。
私がハワイでゲッコーを見たのは 2回だけだが、2回ともこの建物内外で見かけている。
カラフルで すごくカワイイやつ。
きれいな黄緑色の胴体に赤い模様が入り、丸い目の周りは青いアイシャドウ?が・・・(ヒルヤモリの一種かな)
日本でもヤモリは「家守」と書いて家を守ってくれる縁起の良いものとされている。
ハワイではゲッコーは、神の化身。幸運を呼ぶと言われてるよ。
私は、ゲッコーの写真撮影に2回とも失敗している。なんだか おかしな具合に写るのだ(;'∀') やっぱり神の化身?
ゲッコーに会いたい方は、ワイアルアコーヒーファクトリーで会えるかもしれません。
それなら、ここで見かけるのも納得だ。

営業時間
9:00~17:00
(土曜日 8:00~、月曜日 8:30~)
アウェオウェオ・ビーチへの道
モヤさま常連のソープファクトリーとワイアルアコーヒーを見た後は、また76番バスに乗って進む。
モヤさまスポットのあったシュガーミル跡地から バスで5、6分のところに、アウェオウェオ・ビーチという地元の小さなビーチがある。
バスは、その近くまで行って引き返してくるのだ。
アウェオウェオ(aweoweo)ってハワイ語らしい響き、どういう意味かな。
私達 観光客には用のない場所なんだけど、そのアウェオウェオ・ビーチまでの道がなかなか良いのだ。
道沿いの殆どのお宅にマンゴーの大木があり、
季節によっては マンゴーの実がたわわに実る。
先程のワイアルアコーヒーファクトリーの店先にマンゴーの果実が並んでたことも・・・ワイアルアでは豊富に収穫できるのね。
切込みの深い葉が特徴のパンの木(ウル)が実をつけている お宅も目に付く。
ハワイではウルは、繁栄や成長を意味する縁起の良い樹だ。
こんな南国らしい果実をつける樹が次々と目に入るなんて、ワイキキ近辺ではない光景だ。
このワイアルアビーチロードを行って戻る10分ちょっとの行程は、なんだか幸せな気分にさせられる。
ここを過ぎると、76番バスは ハレイワ ロードに入って行く。
76番バス沿線マップ
ザ・バス76番のローカルな旅、まだまだ続きます。
地図の下の沿線スポット名から、スポットの魅力や最寄りのバス停情報にジャンプしま~す(^▽^)/
始発点・終点(乗換地点 ID: 2216)
1 パアラカイベーカリー
2 ソープファクトリー
ワイアルアコーヒー
アウェオウェオビーチへの道
3 ハワイアン焼酎カンパニー
4 バランスロック
5 アリイビーチ
(上記スポット名より詳細情報にジャンプするよ)
76番バス沿線マップ 2 を過ぎ、アウェオウェオビーチから戻った76番バスは、ハレイワロードに入り、ハレイワの海側を北上します。
次回は、話題のハワイアン焼酎カンパニーの紹介です。
それではまた、次回の記事で。
Mahalo