アクティビティ ザ・バス76番 ノースショア

ワイアルア コーヒーファクトリー ザ・バス76番旅③

投稿日:2020-05-05 更新日:

ワイアルアコーヒー

お越し頂き、ありがとうございます。

ザ・バス76番の旅の続きです。今回は、ワイアルアコーヒーファクトリー(アイランド エックス ハワイ)の紹介です。
そう、いつも「モヤさまハワイ編」のラストを飾るあの場所です。

ワイアルア看板

前回紹介したノースショア ソープファクトリーからは、同じオールドシュガーミルの敷地内なので、歩いて1分くらいですね。

ワイアルア コーヒー ファクトリー

 

行き方

ワイアルアコーヒーファクトリーへのザ・バスでの行き方は、前回のソープファクトリーと同じ敷地内なのでこちらから。

敷地内での位置は、

円錐形のソープファクトリーの出入り口の前に、オールドシュガーミルの広い敷地が広がっている。
奥の突き当りにあるのがワイアルアコーヒーファクトリーの建物だ。

オールドシュガーミル敷地

 

 

どんな場所?

近づくと、

テレビ番組でもお馴染みになった、このレトロな建物。

ここワイアルアが サトウキビ産業で栄えた時代の サトウキビ製糖工場だった建物だ。
現在は、ワイアルアコーヒーファクトリー(アイランド エックス ハワイ)が入っている。

ワイアルアコーヒー正面

 

ワイアルアのサトウキビ産業の終了後、サトウキビ畑が広がっていたワイアルア台地は 高台はコーヒー農園に 川岸はカカオ農園に 様変わりした。
サトウキビ畑だった肥えた土は、コーヒーやカカオの栽培にもピッタリで 糖度の高い豆が収穫できるのだ。

ワイアルア看板

シュガーミル跡地の一画は コーヒー工場となり、マーティン一家がファミリー経営する「アイランド エックス ハワイ」には、ワイアルア産のコーヒー豆をはじめとする様々なハワイ土産品が並ぶ。

アイランド エックス ハワイ

店の裏は、コーヒーやカカオの木、その製品過程などを案内してくれる興味深い場所になっている。

 

工場跡を改造した広い店内には、

「ハワイの土産、何でも屋さん」って感じに様々な土産物が並んでるけど、

ワイアルアコーヒー内部

 

注目すべきは ここでしか手に入りにくい品だよね。

ワイアルアのサトウキビにかわる特産品、コーヒーカカオからできる品をチェックしよう。

以下で紹介してます。

 

 

注目① ワイアルア産コーヒー

まずは、ワイアルア産のコーヒー豆

「タダ(無料)のコーヒー」が自由に試飲できるポットが用意されてる。

タダで試せるけど、これは 希少なワイアルア産コーヒー。

タダのコーヒー

 

こんなふうに訪れる人みんなに無料で提供してるのは、品質に自信があって 広く良さを知ってもらいたいんだろうな。

お安くはないんだけど、ハワイに来たら、ワイアルアコーヒーを必ず買って帰るというファンもいる。

ワイアルア看板

せっかくだから、ワイアルア産コーヒー豆 を購入しようというなら、「精製方法2つ」× 「焙煎度2つ」の 4種類のポットのコーヒーをじっくりと飲み比べて選ぼう。

【下記のミニ知識をご参考に】

 

まず、

収穫したコーヒーの実赤いコーヒーの実から 生豆コーヒー生豆を取り出す方法によって

緑のラベルの「ナチュラル」と 茶色のラベルの「ウオッシュド」に分かれているよ。

2種類の精製

ナチュラル 」コーヒーの実のまま乾燥させ、その後に生豆を取り出す方法(独特の甘さ、風味が出やすい)
ウオッシュド」皮と果肉を取り除き、発酵させてヌルヌルも取り、水洗いした生豆を乾燥させる方法(すっきりマイルド)

 

それぞれの方法で取り出された生豆は 焙煎(ロースト)され、コーヒー豆になる。

ナチュラル」と「ウオッシュドのそれぞれに

煎り具合によって ダーク(深煎り)と、ミディアム(中煎り)がある。

深煎りと浅煎り

ダーク(深煎り)は、こうばしい香りと苦み
ミディアム(中煎り)は、酸味・苦み・甘味のバランスが良い。

・・・と言われる。

 

私には、コーヒーの味が深くわからないけど、

わかる方は、よく飲み比べて、お好みのワイアルア産コーヒー豆を。

 

注目② ワイアルア産カカオの商品

こちらは、貴重なワイアルアチョコレートが入ってる冷蔵ケース。

前にスタッフさんがカケラを何種類か試食させてくれたが、風味良し、旨かった。・・・でも、なかなかの御値段で手が出ないので申し訳ない^_^;

ワイアルアチョコレート

 

日本にもあるカカオ成分を意識したチョコのように、38%とか55%とか カカオの割合が記されてる。

カカオ豆カカオ豆って全く甘味はないので 残りの成分は 砂糖がかなりの割合をしめてる?

もちろん、チョコレートは大好きだが、

罪悪感なくカカオポリフェノールをとるには、こんなのもある。

 

カカオ・ビーンズ ・・・カカオ豆をローストした商品だ。大小2種類の袋があり、日本で手に入れるより かなりお値打ちだと思う。

カカオビーンズ

だが、誰もが これを好むかは何とも言えない。

アーモンドみたいな食感で、ココアみたいな?チョコみたいな?香りがあるが、苦みも強い。
私は、これにハマってしまったが、家族は誰も食べない。

 

試食もさせてくれるのでスタッフに声をかけてみよう。

カカオビーン

カカオは、血圧・動脈硬化予防・美容・ダイエットなどに良い、スーパーフードなのだ。

注目③ 手製シロップ シェイブアイス

他に、

店内では、手製のシロップをかけてくれる「オールドシュガーミル シェイブアイス」も販売している。

店の押しの商品らしく、入り口には独立した看板も掲げてある。

シェイブアイスの看板

10種類くらいのシロップから選べるんだけど、

シロップ名に「ワイアルア」が付いたものが、コーヒー、パパイヤ、ダークチョコレート、パイナップル、マンゴーの5種類ある。

地元ワイアルアで取れたものからできてるんだよね、なんか いいなー。

ワイアルア看板

以前、いただいたマンゴーシロップのシェイブアイス。ナチュラルなシロップで美味しかった。

ワイアルアシュガーミル シェイブアイス

 

ダークチョコレートやコーヒーのシロップの物も食べてみたいけど、

次のバスまでの40分で あたふた回った今回は時間切れだった。

こんな時は、レンタカー派がうらやましいぞ
イルカっち

 

店の裏でコーヒーとカカオを学ぶ

ワイアルアコーヒーの店の裏口から出ると、

コーヒー工場

 

コーヒーの製造工場があり、実際のコーヒーの木やカカオの木を見たり、説明を聞くこともできる。(日本語ペラペラのスタッフもいます^▽^)

 

ワイアルア看板

まずは、コーヒーの木

実がいっぱいついてますね。(6月頃の様子)

コーヒーの実

 

あと1か月くらいすると、下のように赤く色づく。

コーヒーの実のことをコーヒーチェリーともいうけど、まさにミニサクランボみたい。ほんのり甘いそうよ。こうなったら、収穫だ。

赤黒く色づいたコーヒーの実

by Mingi 提供写真AC

 

通常、1つのコーヒーの実赤いコーヒーの実の中に 2粒のコーヒーの生豆コーヒー生豆ができている。

赤い実の中に生豆が2つ

by sammit  提供 写真AC

 

店内のコーヒー試飲ポットの下に サンプルがあるので手に取ってみることもできる。白いのが生豆(ローストすると茶色になる)

コーヒーの生豆

 

コーヒーの木の後ろには、乾燥させるためのスペースがある。

タイミングが合えば、コーヒーやカカオが干されている光景を目にできるかも。

天日干しの棚

 

 

ワイアルア看板

さて、

奥にあるのは、カカオの木です。

幹に直接 花を咲かせ 実をつけるビックリな植物! 下の写真の幹にある白い点々は、全部 つぼみなのだ。

カカオの実と花

 

でも、受粉して実になるのは ほんの一部だそうで・・・

 

ラグビーボール型のカカオの実(別名カカオポット)カカオの実からは、

カカオ豆 カカオ豆 が30~40個でてくる。

このカカオ豆が、数々の工程を得て チョコレートやココアになるのだ♥

(上で紹介したカカオビーンズは、これをローストした製品)

ゲッコー(ハワイのヤモリ)と出会えるかも

ところで

このワイアルアコーヒーファクトリーでの ゲッコー遭遇率は高い・・・ように思える。

私がハワイでゲッコーを見たのは 2回だけだが、2回ともこの建物内外で見かけている。

ワイアルア看板

カラフルで すごくカワイイやつ。

きれいな黄緑色の胴体に赤い模様が入り、丸い目の周りは青いアイシャドウ?が・・・(ヒルヤモリの一種かな)

ゲッコー

by京都うどんさん 提供写真AC

日本でもヤモリは「家守」と書いて家を守ってくれる縁起の良いものとされている。

ハワイではゲッコーは、神の化身。幸運を呼ぶと言われてるよ。

私は、ゲッコーの写真撮影に2回とも失敗している。なんだか おかしな具合に写るのだ(;'∀') やっぱり神の化身?

ワイアルア看板

ゲッコーに会いたい方は、ワイアルアコーヒーファクトリーで会えるかもしれません。

どうやらゲッコーさんは コーヒーの木を好むらしいね。
それなら、ここで見かけるのも納得だ。
イルカっち

 

営業時間

9:00~17:00

(土曜日 8:00~、月曜日 8:30~)

 

アウェオウェオ・ビーチへの道

モヤさま常連のソープファクトリーとワイアルアコーヒーを見た後は、また76番バスに乗って進む。

モヤさまスポットのあったシュガーミル跡地から バスで5、6分のところに、アウェオウェオ・ビーチという地元の小さなビーチがある。
バスは、その近くまで行って引き返してくるのだ。

バス・イラスト

アウェオウェオ(aweoweo)ってハワイ語らしい響き、どういう意味かな。

私達 観光客には用のない場所なんだけど、そのアウェオウェオ・ビーチまでの道がなかなか良いのだ。

道沿いの殆どのお宅にマンゴーの大木があり、

マンゴー

季節によっては マンゴーの実がたわわに実る。

 

先程のワイアルアコーヒーファクトリーの店先にマンゴーの果実が並んでたことも・・・ワイアルアでは豊富に収穫できるのね。

 

ワイアルアのマンゴー

 

 

切込みの深い葉が特徴のパンの木(ウル)が実をつけている お宅も目に付く。

ハワイではウルは、繁栄や成長を意味する縁起の良い樹だ。

パンの木

 

こんな南国らしい果実をつける樹が次々と目に入るなんて、ワイキキ近辺ではない光景だ。

このワイアルアビーチロードを行って戻る10分ちょっとの行程は、なんだか幸せな気分にさせられる。

バス・イラスト

 

ここを過ぎると、76番バスは ハレイワ ロードに入って行く。

 

76番バス沿線マップ

ザ・バス76番のローカルな旅、まだまだ続きます。

地図の下の沿線スポット名から、スポットの魅力や最寄りのバス停情報にジャンプしま~す(^▽^)/

76番バス ルートマップ

始発点・終点(乗換地点 ID: 2216)
1 パアラカイベーカリー
2 ソープファクトリー 
   ワイアルアコーヒー 
      アウェオウェオビーチへの道
3 ハワイアン焼酎カンパニー
4 バランスロック
5 アリイビーチ
(上記スポット名より詳細情報にジャンプするよ)

 

76番バス沿線マップ 2 を過ぎ、アウェオウェオビーチから戻った76番バスは、ハレイワロードに入り、ハレイワの海側を北上します。

次回は、話題のハワイアン焼酎カンパニーの紹介です。

 

それではまた、次回の記事で。

Mahalo

 

 

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