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今回は、クアロアランチ乗馬2時間コースに思い切って挑戦した、お話です。
クアロアランチの乗馬には1時間コースと2時間コースがあるのですが、乗馬経験なしのアラカン夫婦には2時間はキツイだろうか?
でも、数十年生きてきて「ワクワクする時間は、あっという間に過ぎちゃう」ことも身にしみて知っています(笑)
「やっぱ、2時間コースかな」
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1時間コースと2時間コース、どっちを選ぶ?
乗馬の1時間コースと2時間コースは、
少しだけ乗馬というものを楽しみたいか、たっぷり楽しみたいか という以外にも
乗馬で訪れる場所が ぜんぜん違う。
下にゆるく、それぞれのコースの行き先を示してみたので参考にしてください。
1時間コースは、ビジターセンターから左の方へ モンキーポットのトレイルを進む。カネオヘ湾に浮かぶチャイナマンズ・ハット
が見える高台に行くコースだよ。

ゆる~い乗馬コース地図
それに対して、2時間コースはビジターセンターに向かって右の方向に進む。
しばらく森林の小道を行き 右に海を見ながら進む。
牛が草を食べる広々とした牧場を通り、
カアアワ(カアアヴァ)渓谷の荒々しい山肌を間近に見て、小川も馬で渡る変化に富んだコースだ。
映画ロケ地もとおるけど、これはさらっとした説明のみ・・英語だしね。
2時間コースの 行き先 詳細は、下の ついに馬に乗って出発 に書いてます。
申込はどうする?
さあ、挑戦するコースが決まったら、早めに申し込みを入れなくちゃね。(乗馬は人気です)
クアロアランチのHPから申し込むのが中間マージン?がかからず1番お得だろうと考えたけど、

私達は、この時1番安価だった「トラベルドンキー」から「送迎なし乗馬2時間」を申し込んだ。
(2020年3月現在でも、vipツアー、トラベルドンキーなどが、セールやネット価格と名打って、クアロアランチHPからより安価になっている)
服装と 乗馬ツアーに持ち込めるもの
服装は、ショートパンツの欧米人の人も見かけたけど、やっぱり長ズボンが無難かな。
クアロアランチのHPには、下のように書かれている。
上下動きやすく汚れてもよい服装でツアー参加されることをおすすめ致します。(長ズボン、スニーカーなど)
持ち物は片手で持てる大きさのカメラ、または携帯電話等・スマートフォンのみがツアー参加の際には可能です。その他の大きな荷物はロッカーにお預けください。
2時間乗馬ツアーのみ、飲み物やカメラなどの小物を入れることができるサドルバッグをご利用いただけます。【クアロアランチHPより】

そう、私もウエストバッグを身に付けたまま、乗馬に参加したよ。
その他、2時間コースだった私達は、馬の鞍に 下のようなサドルバックが付いててペットボトル等を入れることができた。
写真を撮るためのカメラやスマホなどは、片手は手綱を持つので 片手操作になり落っことしそうだ。首からぶら下げるようにしておくのがいいかも・・
私は、スマホを透明ケースに入れて首にかけていた。
あと、日焼け止めをしっかり塗っておこう。
この他のリュックなど大きな荷物は、ロッカーに入れてから来た。
(ロッカーについての詳細 は下に書いてます)
乗馬2時間コースの流れ
着いたら、乗馬ツアー出発までにすること
まずは、この階段を上がったビジターセンターと言われる建物に入り、
そのまま真っ直ぐ突き当りのドアから 外に出ると、
チケットオフィスがある。
ここで ネットで予約をした時に印刷しておいた紙を見せて、
2時間乗馬のツアーチケットを発行してもらった。
このチェックインと言われる行為を 送迎バスを使わず自力で来た場合、「ツアー開始の45分~60分前までにやっておく」ようにトラベルドンキーの説明にある。
早すぎる。納得いかない気もするが、
チェックイン後の 空き時間も楽しむ方法 も色々あるので御参考に。(園内には知る人ぞ知るチャンスの神様も)
さて、乗馬ツアーの時間が近づいてきたので、チケットオフィス近くのロッカーに 荷物を預けることに。
ロッカーの開け閉めは この画面で管理する。
一日、5ドル。
この時は「この機械は現在、現金はうけつけません」という紙で現金を入れる場所がふさがれていた。
使えるのは、VISAか、マスターのクレジットカードだけ?

ロッカーの管理画面は、日本語にすることもできて助かった。
まず、誕生日を入れて、好きな色を選び、5ドル支払うと、ロッカーの番号が表示される。
その日の内なら、何度でもこの画面から、ロッカーの開け閉めができる。
何度開けても、追加料金はかからないから大丈夫。
さあ、乗馬ツアーの建物に行って、まずは、免責同意書にサインする。
これは日本語で「ツアー中に起こったトラブルは、クアロアランチ側は責任もてませんよ」みたいなことが書いてあったのかな(しっかり読んでない-_-;)・・・・・ちと、こわい。
日本語のビデオで乗馬の説明が繰り返されている。この短いビデオで乗馬を習得する(^^;
- 馬を前に進めたい時・・・足の内側で馬の腹を軽く蹴る
- 馬を止めたい時・・・・・手綱を強く引く
- 曲がりたい時・・・・・・曲がる方向に手綱を引く
- 草を食べそうになったら、手綱を引いて止めさせなければならない
実際の練習はなく直ぐにツアーに出発するが、よく訓練された馬ばかりで これだけ覚えておけば初めてでも特に問題はなかった。
(私は、ふだん運動はしないアラカンおばさんだけどノープロブレム!)
ヘルメットの棚から自分でサイズを選んでかぶる。ちょっと汗臭いけど、我慢(-_-;)
ついに馬に乗って出発
さあ、ついに馬に乗る時が来た。このように階段状の台から馬の背に乗れる。
それでも、153センチの私は「よいしょ」と よじ登った。
スタッフが それぞれに合いそうな馬を選んでくれるのだ。
キュートなスタッフが私に選んでくれたのは、この子。
「マウイっていう名前よ」
わ、神話の英雄、半神マウイと同じ名前・・・よろしくね、マウイくん。
先に馬に乗った同じツアーのメンバーは、全員がそろうのを待って、一列に並んで出発だ。
私達のツアーは、計6人(日本人の父子と私たち夫婦、それに欧米人の夫婦)に、インストラクターが一人ついてくれた。
インストラクターは、基本的には英語だけど、「蹴って、蹴って」とか「止まって」「もっと強く」など、馬の操作に関わる日本語は、言ってくれるので問題ない。
片手で手綱を持つウエスタン・スタイルの乗馬。
まずは、樹々の間の小道を進む。
右手に海も見えてくる。
もっと海はきれいに見えたのだが、すぐに草を食べたがるマウイを手綱をひいて止めさせるのに忙しく、タイミングよく写真が撮れない。
と、牛がいっぱい 草を食む 風景が・・・
強そうな大牛、突進されたら ひとたまりもないな。
さっきの免責同意書は、そういう場合のために書いたのかしら・・・なんて、チラッと考えてしまった。
でも、素晴らしい景色だなー
ゆっくり、馬を歩かせるツアーなので、初乗馬の私達も問題なく楽しめている。
やがて車も走れそうな広い道路に出た。「自然保護区」という立て看板。
確か、この辺りの景色って「50回目のファーストキス」の映画ロケ地じゃないかな?
主人公ヘンリーが 車でここを通るルーシーを毎日 待ち伏せした場所だよね。ユーモア溢れるやりとりが笑いを誘うシーン。
山田孝之さんと長澤まさみさんでやった日本版も ここで同じシーンがあったね(^▽^)
そう、ここカアアワ渓谷の辺りは 映画ロケ地の宝庫なのだ。
この倒木は「ジェラシックパーク」で主人公がガリミムスの群れから隠れるシーンに使われたもの?
「映画ロケ地ツアー」のバスが横を通って行った。
インストラクターさんは、手振りも加えて さらっとロケ地の説明をしてくれたが、英語だし 私には ほぼ、わからなかった(^^;
映画のロケ地情報を詳しく知るには「映画ロケ地ツアー」の日本語案内のツアーに参加した方がいいかな。
こちらは、近づきすぎたゴジラの足跡。乗馬しながら撮影は私には難しいわ・・・
美しくも荒削りな山肌が、迫る。
確か この後、馬に乗ったまま小川を渡ったんだよね。ちょっとスリルがあり楽しい経験だったよ。
変化に富んだ乗馬2時間ツアーも、ついに終盤、牧草地をカネオヘ湾の方向に戻っている。
この頃になると、お尻と太ももの内側が 痛くなってきた。
ああ でも、もっと乗っていたい。
最後は、乗馬ツアーの建物の脇、駅のプラットホームみたいな場所に馬を付けて、参加者はプラットホーム?に降りて 終了です。
私を乗せてくれたマウイくん、長い時間 お疲れ様!
馬に乗って、ここを出発してからツアー終了まで1時間40分くらいだった。
足から、馬のマウイの体温が伝わってきたり、
腹を蹴っても全く歩かないと思ったら ジャーと大量のオシッコ中だったり、
生身の馬の背に乗せてもらってるんだな と実感の体験だった。
エピローグ
2時間乗馬ツアー中、私の後ろに続いていた欧米人御夫婦 とは、一列に並んでいたこともあって一言も話さなかったが、
帰りにロッカーの前で再会した。
笑顔で「ビューティフル ビュー!」と、お尻を押さえて「ペイン!」だけで、深く?通じあえた(笑)
「私達、同じワンダフルな体験をしたもの同士だよね」ってとこかな。
乗馬は、2時間のコースを選んで正解だったかもな。
それではまた、次回の記事(ザ・バスでハレイワまで足をのばし、シュリンプ・プレートを食べます)で
Mahalo-