お越しいただき、ありがとうございます。
実は、今回のハワイは
カメハメハデーのフローラルパレードを見たくて
6月11日に近い土曜日を滞在日程に入れた旅行でした。
パレードへの期待は大きく、「ディズニーランドのパレード待ち」のノリで臨んだ「キング・カメハメハデー・フローラルパレード」の お話です。

わかる範囲でゆる~いパレード解説もしております^_^;
カメハメハ・デーってなんだ?
そもそも、カメハメハデーってなんなの? と、いうところから・・・
「キング・カメハメハ・デー」とも言われる6月11日は ハワイ諸島を統一したカメハメハ大王(1世)の偉業をたたえる日なんだね。
カメハメハ5世が、偉大な祖父をたたえて1871年末に制定、翌年から実施されている。
ハワイが正式にアメリカの州となった1959年からは、「ハワイ州の祝日」としても認定されてるよ。
ハワイ島で生まれ育ったカメハメハ1世なんだけど、
私達 観光客に なじみの深いオアフ島では、キングカメハメハデー・セレブレーションと名打って
大王像に長~いレイをかけるレイ・ドレーピング・セレモニー、
大王像前からカピオラニ公園までのフローラル・パレード などが行われる。
これらのイベントに日程を合わせて、6月に旅行するのもいいよね。
パレードや、レイ・セレモニーの日程は?
これらカメハメハデー・セレブレーションのイベントの日程はというと、
6月11日に近い、金曜にレイ・ドレーピング・セレモニーが
その翌日 土曜日にフローラル・パレードが
行われている(ここ何年かでは)
ここ数年のレイ・ドレーピング・セレモニーとパレードの日程は、下表のようになっている。
(o^―^o) | レイ・ドレーピング セレモニー |
パレード |
2016年 | 6月10日(金) | 6月11日(土) |
2017年 | 6月 9日(金) | 6月10日(土) |
2018年 | 6月 8日(金) | 6月 9日(土) |
2019年 | 6月 7日(金) | 6月 8日(土) |
2020年 | 6月12日(金) | 6月13日(土) |
2020年のレイ・ドレーピング・セレモニーは 3:30 pm – 5:30 pm、パレードは9 am – 1 pmとなっている。
次の日程が決まると ハワイ州の公式HPにアップされるので、チェックしてね。
(2020年は1月ごろに発表になったと思う)
まだ、イベントの日程が発表されてなかった11月に飛行機とホテルを取った私達は、
前年までのイベント日程から目安を付けて予約しちゃった。当たったからよかったものの・・・
カメハメハデーのパレードに旅行日程が合わないという方は、
毎年9月に行われるアロハ・フェスティバルでも 同様のパレード(9月下旬の土曜日9:00~)があるよ。こちらは、アラモアナ~カピオラニ公園。
カラカウア通りで、パレード待ち事情
KCC朝市から戻り、ホテルで一服した私達は、カラカウア通りへ。
「もう、パレードを待ってる人はいるかしら?」
この時、朝9:40頃だった。
9時にカメハメハ大王像前を出発したパレードが カラカウア通りに来るまで あと1時間はあると思われる。
ところが、カラカウア通りの沿道には 既にかなりの人々が・・・
腰を下ろせる場所を確保している人もいれば、持参の折りたたみチェアーを並べている人も・・
私達も じっくりとパレードを見物できる場所を確保したいな。空いてる良い場所がないかなー
と、探しながら歩いていると、
エッグスンシングス(ワイキキビーチ・エグスプレス)の前に発見。
歩道脇の植込みと車道の間の、小さなスペース。まるでパレード見物のために存在するような?
(カラカウア通りには他にも多数、同様のスペースがある)
先客の欧米人老夫婦に会釈して、持参のシートをしき座り込む。
お尻が痛いこと以外は、この場所は快適だった。
6月の日差しはきついけど、ここは木陰になっている。
2011年頃にカラカウア通りの歩道がきれいに整備されたときに植えられた樹かな。すくすく育って、今では大きな木陰を作ってくれる。
お暇なので辺りの観察を・・・
この頃はまだ、向かいの海側の沿道も日陰になってて、ここに陣取ってる人もいたんだけど、
待ってる内に お日様がガンガン当たってきて、誰もいなくなった。
エッグスンシングスの少し西にある 大きなバニアンツリーの木陰と、その向かい側の沿道は なぜか大人気で人だかりができていた。
「なんでだろう?」と思っていたら、
パレードが来る前に バニアンツリーの西のスペースで小さな催しがあったようで、楽器演奏の音が聞こえた。この近辺は、より楽しめるスペースかな。
結局、カラカウア通りでも東寄りのエッグスンシングスの辺りに パレードがやって来たのは11時ちょっと過ぎのことだった。
ハワイでは時間がゆるいこともあるので、ゆったりとした気持ちで待ちましょ。
飲み物やおやつを持ち込んで ピクニック気分で待ってるのがよさそうね。
(アルコール類はダメですよ、ビーチや公園、路上など公共の場所での飲酒は州法で禁止)
カメハメハデー・フローラルパレードがやって来た!
11時を過ぎたころ、
ついに、パレードを先導するホノルル・ポリスの白バイ隊が やって来た。
アメリカの国旗と ハワイの州旗が 並んで登場。
美しい音色と共に、ロイヤルハワイアンバンド が、近づいてきた。
ハワイ王朝時代1836年に カメハメハ3世が設立した、歴史ある楽団。
カラカウア王の時代には、イオラニ宮殿でのパーティーを盛り上げ、
今も、年間300くらいのステージをこなす超多忙楽団だよ。
ロイヤルハワイアンバンドの生演奏は、金曜日の12:00~13:00に イオラニ宮殿の前で無料で聞くことができる。
そして、古代ハワイアンに扮した 筋肉隆々のメンズを乗せたフロート♥
黄色い衣装の王様も乗ってたんだけど、筋肉隆々マンに気をとられ、写ってない(笑)
次のフロートには、
ヘイル・オ・ナ・アリイ(ハワイの古代アリイから血を引く人々の集まり)のメンバー達。
暑い中、背広姿で 笑顔で手を振ってくださる 王家の子孫の方々!
こちらも同様、ヘイル・オ・ナ・アリイ メンバーズ、王家の子孫の方。
王朝カラーの赤や黄色のマント着用なので すぐわかるね。
荷台に詰め込まれた?王家の子孫(^^; ゴールはもうすぐですよ。
アハフイ・カアヒューヌ(ハワイ王朝関係の婦人会といった感じなんでしょうか)の代表の方です。
同じく アハフイ・カアヒューヌの方々ですね。
黒いドレスと帽子に オレンジのレイ(イリマの花?)が目印です。ちょっとハロウィンの魔女を連想しちゃうけど・・
そして、このパレードを仕切る?パウ・クイーンが、にこやかな笑顔で登場。アローハ~
後ろにパウ・ライダー(パウ・スカートの女性騎手)を従えてます。
華やかですね。フラダンサーかと思ったら、タヒチアンのグループなんですって。ヘレタマ・ヌイ。
こちらは、フラダンサーですね。Keali`ika`apunihonua Ke`ena A`o Hulaって、有名なハラウ(フラ・スクール)の面々。
これは 世界一リッチな私立学校、カメハメハ・スクールの一行。
あ、彼らがセレブの御子息とかじゃなくて、カメハメハ・スクール自体が莫大な資産を持ってるの。
カメハメハ大王の直系、バーニス・パウアヒ王女の遺言で設立された学校だから。
パウアヒ王女は、貧しかったハワイアンの子孫が 充分な教育を受けて未来を切り開くことを願ったんだ。
祖先に一人でもハワイアンがいることが入学の条件、それでも すごい競争率だそうです。
きっと今日の主役 カメハメハ大王も、パウアヒ王女も 天から彼らのイキイキした姿を見て 目を細めてることでしょ。
お待たせしました、選ばれた各島のプリンセスです。島のシンボルカラーをまとってます。
ハワイ島のプリンセス(赤)
オアフ島のプリンセス(黄色)
モロカイ島のプリンセス(緑)
ニイハウ島のプリンセス(白)
カウアイ島のプリンセス(紫)
マウイ島のプリンセス(ピンク)
ラナイ島(オレンジ)と カホオラヴェ島(グレー)のプリンセスは、撮りそこねたようで・・・スミマセン。
様々なコンテストのクイーンたちも次々と登場・・・ほんの一部だけ紹介。
最後に、お掃除の車が通って パレードは お終いですーーー お疲れ様。
もう、正午12時を過ぎてます。
【注】各島のプリンセスと、コンテストのクイーンは、まとまって一気に来たのではなく 他の集団の間に入ってバラバラにやって来たのですが、都合上まとめて紹介させていただきました。
エピローグ
キング・カメハメハデー・フローラルパレード、興味深いものではあったが、けっこう間もあくし ゆる~い感じでもあった。
まあ、沿道パレードってこんなもの なのかもしれないな。
(思えば、私は完璧エンターテインメントなディズニーパレードしか見たことなかったのであります-_-;)
それでも、ちょっとばかり予備知識があれば、けっこう興味深く、じっくりと楽しむことができるかも。
この拙い記事、お役立ていただければ幸いです。
(o^―^o)
では、次回の記事でまた!
Mahalo