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ハウの樹の下、長年 評判のエッグベネディクトを食べてきました。
ハウツリーラナイの混雑を避ける時間、行き方(徒歩か、バス)、作家ロバート・スティーブンソンも愛したハウツリーについて等々、書いてます。
(注)今回の記事から、しばらく 長い休みも取りやすくなった夫のタムさんとの夫婦旅です。
何時に行くのがいい?朝なら予約
ハワイ到着日、昼前にワイキキに着いた私達が、ハウツリーラナイに着いたのは ちょうど、正午12時だった。
順番待ちの人は 一人もいない。
やっぱりランチ時間には 混雑しないというのは本当だったんだ。
すぐに 階段の下の あのハウツリーの樹の下に案内される。
太い幹の傍のテーブル! ビーチぎわではないけど、海も見える席。
私達より海から遠い方には まだ空いてるテーブルが、かなりあった。
こんなスムーズな展開だったランチの時間とは裏腹に
昨年、キャシーさんと朝散歩で覗いてみた AM8時30分頃 には列ができていた。もっと早い時間ならいいんだろうか。
この時は、ロビーで10分ほど休憩させてもらったが、列は全然進みそうもなかった。
ハウツリーラナイのテーブルは、15卓くらいしかないからね。それに ここでは誰もがゆったりと食事を楽しみたいし。

と、いう理由で朝に行くなら予約が必須だと思う。
予約は、カイマナビーチホテルのHPにある予約ボタンから、
レストラン予約サイトopen table(無料)につながる。こちらから
メニュー・・6種あるエッグベネディクト
ここは 日系ホテル内のレストランだけあって、日本語メニューもばっちり。
ワッフルやロコモコも美味しいというけど、やっぱりエッグベネディクト。朝食とランチで食べることができる。
以下、カイマナビーチホテルHPより抜粋。
スーパーカイマナ ベネディクト・・・34
当店自慢のエッグベネディクトがパワーアップ。 プチフィレ肉のベネディクトとロブスターのベネディクトを同時に 楽しめる。 共にポーチドエッグをのせ、 オランデーズソースをかけた新作卵料理、ポテト添え
クラッシック エッグベネディクト・・・20
グリルしたイングリシュマフィンの上に、ターキー・カナディアンベーコン・ポーチドエッグをのせ、オランデーズソースをかけたハウツリーラナイ名物料理、ポテト添え
サーモンベネディクト フローレンス風・・・22
グリルしたペッパーチーズスコーンの上に、サーモン・ほうれん草のソテー・スイートオニオン・ベーコン・ポーチドエッグをのせ、香草入り オランデーズソースをかけた卵料理、ポテト添え
クラブベネディクト・・・25
グリルしたイングリシュマフィンの上に、ミニクラブケーキ・べーコン・ポーチドエッグをのせ オランデーズソースをかけたベネディクト。 ポテト添え
ハーフハッシュド ベネディクト・・・21
一番人気のエッグベネディクトとコーンビーフハッシュのハーモニー、ポテト添え
ガーデン ベネディクト ・・・21
グリルしたイングリッシュマフィンの上に、完熟トマトのスライス・ほうれん草のソテー・ ポータベラマッシュルーム・スイートオニオン・ポーチドエッグをのせオランデーズソース、フルーツ添え
私達は、基本の クラッシック エッグベネディクト(美味し)と、
これだけ、マフィンの土台じゃなくて ペッパーチーズスコーンの土台だった、
サーモンベネディクト フローレンス風 を注文。
スコーンが土台になった こちらは、マフィンのものより 重い食感かな。
実は、これらのエッグベネディクト2皿が出来上がってくるまでに 30分以上待った^_^;
ダイエットコーラ 4ドル。
こちらは、すぐに出てきた。何杯でもお代わりがいただけたので、
エッグベネディクトを待ちながら ちょびちょびと・・
周りのテーブルの方も、コーヒーや、紅茶をお代わりしつつ、エッグベネディクト待ち。
ハウの樹の下で
それにしてもこのハウツリーは、どうして幸せを呼ぶ樹といわれるのか?
この ゆったりしたハート型の葉のせいかしら。
そういえば、この樹の下では 私をイラつかせるタムさんのマイペースさも そう気にならない。
それどころか、いつも私を快くハワイに送り出してくれる できた夫だということを思い出してしまった(笑)
それはさておき
その昔、イギリスの作家ロバート・スティーブンソンも このハウの樹を愛した。
しかし、彼が このハウツリーの下で あの「宝島」の構想を練ったという説は、
残念ながら 間違いだろう。
スティーブンソンが初めてハワイを訪れたのは、1889年。(その時、王族とも懇意になってカイウラニ王女に冒険物語を聞かせたりしている)
名作「宝島」は その6年も前 1883年に出版されている。
でも、このハウツリーの木陰が ロバート・スティーブンソンのお気に入りだったことは確かだ。
1893年に ハワイを再訪した 彼は、この場所にあった資産家の別荘に宿泊している。
もちろん、このハウツリーの木陰で執筆にいそしんだ。
ハワイでは ハウ(hau)と呼ばれる、この樹
日本名は オオハマボウ、沖縄や奄美では ユウナと呼ばれる。優しい黄色の花をつける。
美しく成長された秋篠宮家の二女 佳子さまの御印(皇族が持つシンボルマーク?)は、このユウナの花だそうよ。
花言葉は「清康 」=気持ちが爽やかで健康なこと
いいね。
営業時間と行き方・・散歩がてら歩くか、ザ・バス、トロリー
営業時間(HPより)
朝: 7am - 11:00am
昼: 11:45am - 2pm (月-土)
12:00pm - 2pm (日)
夜: 5:30pm - 9pm
行き方
カラカウア通りのビーチ側を ダイアモンドヘッドの方向へ 歩く。
カパフル埠頭や、少年とモンシクールの像もとおりすぎ、
少し進むと、サーファー オン ザ ウェーブ像。
この像の後ろで 歩道が2つに分かれている。どちらを行っても良い。

公園内コースとビーチ沿いコース
ビーチ沿いを行くのも気持ちがいいんだけど、
この時、日差しがきつかったので 木陰の多い公園の中の道を行くことにした。
しばらく歩くと、右手にワイキキ水族館だ。
この後、背の高い並木道を進むと、
最初に見えるホテルが、ハウツリーラナイのあるニューオータニ・カイマナビーチホテルだ。
そのままホテルの脇を過ぎると、入り口の看板が・・・
入って、ロビーを抜けると、ハウツリーラナイの受付がある。
カパフル埠頭の辺りから、徒歩15分くらいかな。
歩きたくない場合は、
さっきの サーファー オン ザ ウェーブ像の手前に ザ・バスのバス停がある。
14、19、20、22 のバスが停まるから どれに乗っても良い。2つ目のバス停「 Kalakaua Ave + Elks Club」で降りて、少し戻ると カイマナビーチホテルの入り口が・・・
帰りは、降りたバス停から 19か、20のバスに乗ると、カピオラニ公園をまわって クヒオ通りにかえってくる。
(帰りは14,22に乗ってはダメ・・遠くに行っちゃうから)
各社のトロリーも ワイキキ水族館までは乗って行ける。
ワイキキ水族館でトロリーを降りて歩けば、けっこう近い。
ただ、帰りには同じ場所からトロリーに乗ると、ワイキキ中心部へ帰るには すごく遠回りなので
歩いて帰る方がいいかも。
エピローグ・・・感想
ハワイは もちろん、日本でもエッグベネディクトを食べられる場所は増えてきた。それぞれ、創意工夫してレベルも上がってきている。
ハウツリーラナイのエッグベネディクトは、ずいぶん前からNO1と言われ、近年も賞をとっている確かなものだ。
でも、今回 念願かなって食べてみて、そりゃ美味しかったけど・・・
「他とは違う特別なモノ」とまでは感じなかった。
値段もやや高めだ。
それでも、「ハウツリーラナイのハウの樹の下でエッグベネディクトを食べる」という行為は、やっておいて きっと後悔はない。
この先 何年も思い出したら 笑みがこぼれそうな幸せなひと時だ。

この樹の下からスタートの 今回のハワイも面白くなりそうな気がしてきた。
でも、ちょっと財布のひもを締めないと やばいな(-_-;)

二人分のランチ代
それでは、次回の記事でまた
Mahalo