お越しいただきありがとうございます。2018年2月ハワイ その4、いきます。
アラモアナ・センターの中に ババガンプという面白そうなシュリンプ・レストランがあったので行ってきました。
あの名作「フォレスト・ガンプ一期一会」に因んだレストランなんだよね。
「4Fのホオキパテラスの中にある」という情報だけで簡単に行けると思ったんだけど・・・
アラモアナセンターに不慣れな私達は、かなり苦労した^_^;
ババガンプは、アラモアナ・センターのどこにあるの?
ババガンプのある4Fホオキパテラスには どこから上がれるんだろう。
アラモアナセンターをウロウロするうち、私達は 伝説の英雄マウイの後ろ姿を見つけてしまった。
そう、ハワイを思わせるディズニー映画「モアナと伝説の海」でモアナと冒険を共にする半神半人のマウイだ。
キャシーさんと、「マウイ(みたい)だ」「そ・・そっくり」とささやきながら、しばらく後をつけてしまった。
でも、マウイさんはババガンプにシュリンプを食べに行く様子はなかった。
しかたなく、マウイさん追跡はやめて
日本人らしき人を見つけて2、3組に尋ねてみたが、ババガンプのあるホオキパテラスの場所を知る人には出会えなかった。
案外 知る人ぞ知る場所なのか・・・?
でも、ついに 4Fホオキパテラスに上がるエスカレーターを見つけた。(オレンジで囲んだ場所だ)

AlaMoanaS.C.のHPより(加工を加えさせていただきました)
3Fのメイシーズ寄り(ホノルルの方向)のダイヤモンドヘッド・ウイングにある短めのエスカレーターに乗れば、4Fホオキパテラスに出る。
エスカレーターは、3Fのルイ・ヴィトンとラコステの間を入った辺にある。

AlaMoanaS.C.のHPより(加工を加えさせていただきました)
そして、とうとうオープンエアになっている4Fホオキパテラスに出た。
ババガンプは、その海側にあってテラス席では ヨットハーバーを眺めながら食事ができる。
この時は残念ながら、外はもう真っ暗。
(夜景が見えたのかな?)
でも、ババガンプの入り口に あのベンチを発見してしまった。
フォレストガンプってどんな映画だっけ?
トム・ハンクス扮する主人公フォレストは、知能は人より劣るが、足は素晴らしく速い。
映画の中でフォレストは、このベンチでバスを待つ人たちに自分の半生を語るのだ。
母の口癖「人生はチョコレートの箱みたいなもの、食べてみるまで中身はわからない」を添えて、チョコを勧めながら。

このカバンと靴はフォレストの物。靴に足を入れて写真を撮ることもできるよ
案内されて、店内のテーブルに着くと、20年以上前の映画フォレストガンプの記憶が徐々によみがえる。
このテーブルごとに置かれた「RUN FORREST RUN」の表示は、スタッフに用がない時に出しておくものなんだけど、
フォレストが語る半生のキーワードでもあるのだ。
子供のころ、いじめっ子にやられそうなフォレストに仲良しのジェニーが叫ぶ。
「RUN FORREST RUN」(走って、フォレスト)
これを皮切りに人生の要所で
アメフトの試合で、戦場で、等々
フォレストは、一目散に走って 難を逃れ 幸運を手にしていく。
食べてみるまで中身はわからない人生。
このレストランが漁場小屋の造りなのは
フォレストが始めたエビ漁の小屋をイメージしたものだ。ベトナム戦争に散った親友ババとの約束だったのだ。
フォレストは、エビ漁でも困難の末 大成功を果たす。
映画の物語から発展して、
エビ漁に成功したフォレストが その後オープンしたシュリンプ・レストランが、ババガンプという設定だ。親友ババの名も入れたババ ガンプ。
一生懸命でピュアなフォレストが唯一 手に入れられなかったのは、子供のころから一途に想うジェニーの愛だけだった。
ベンチで半生を語り終えた後、
フォレストは 彼の前から姿を消した愛するジェニーのもとに向かう。
そこには、
ジェニーと、離れているうちに産み育てたフォレストの息子が・・・
フォレストとジェニーは故郷にもどり結婚式をあげる。
でも、不治の病におかされていたジェニーは、フォレストに息子を託し かえらぬ人に。
と、いうのが「フォレスト・ガンプ一期一会」。最後は切ないけど、「食べてみるまで中身はわからない」人生を思い切り味わってみる勇気をもらえる映画かな。
入り口に ババガンプ・グッズを売ってるショップがある。
チラッと覗いてみたけど、ここのキャラクターが あまりピンとこなかったので何も買わなかった。
これがキャラクターのシュリンプ・ルイ。 あんまり、可愛いとは思えなかったんだよね。
ババガンプで これを 食べてみた!
キャラクターはともかく、
シュリンプ料理の方は プリプリでなかなか気に入った。こういうのを注文してみたよ。
このスタッフへの表示を赤い「STOP FORREST STOP」にしておくと、スタッフが止まってくれた。
まず、底がキラキラ光るプロジェクター・グラスに入った、ノンアルコールのカクテル。
このグラスは、持ち帰りが出来るプラスチック製。帰る時スタッフに持ち帰りたいというと、洗って持ってきてくれた。
そして、名物のシュリンパーズ・ネットキャッチ。ビールで蒸したシュリンプ。
ガーリック味とケイジャン味をハーフ&ハーフで注文したんだけど、バケツから出てくると、なんだかごちゃ混ぜ(*_*;
でも、プリプリだったよ。
殻も柔らかめで、ふだんからエビフライの尻尾も食べちゃう私は そのままムシャムシャと・・・・おいしゅうございました。
次は、思いの外 気に入った、シュリンプ・リングイネ。
あっさりとしたガーリック レモン バターのソースに たくさんのプリプリした海老が とても合う。パスタもモチモチで美味しい。
これは、もう一度リピートすると思うな。
フライド・オニオンもサクサクでいい。
営業時間 と ハッピー・アワー
営業時間
10:30~22:00
(金、土 ~23:00)
そう、そう、21:00からは ハッピー・アワーが始まるんだよね。
ハッピー・アワー希望だと、スタッフに伝えると このカウンター席に案内されるらしい。席数が少ないから早いもん勝ちだね。
ハッピー・アワーでは カクテルや、つまみが半額になるらしいよ。この店のカクテル、けっこうな値段がするので このサービスは嬉しいかも。
食もインテリアも楽しめたババガンプ。20年以上前に触れた暖かい後味が残るフォレストガンプの世界を 今一度 思い出せて幸せだった。
映画の続きで、フォレストが息子と こんなレストランをやってると想像すると、「ああ、よかったな」と嬉しくなるよね。
2018年2月ハワイ、その5 に続きます。
Mahalo