これは、ワイキキのメインストリート・カラカウア通りとクヒオ通りの分枝点です。カラカウア王の像も見えます。
かなり、ワイキキの北西の端ですね。
この風景が エレベーターホールの窓から見えるのが、アンバサダーホテル。
言わずもがな、ワイキキの端っこですなー。
今回はJTBの格安パックツアーでアンバサダーホテルに泊ってきました。
ワイキキの北西の端って、日が落ちると暗そう、危険そう、というイメージが・・・
でも、アンバサダーホテルの前にある、ホリディインエクスプレスに泊ったことのある相棒キャシーさんは、「大丈夫でしょ」と言うのでした。
さあ、安全性、利便性は どんな感じなんでしょうか?
あっ、それと この周辺に滞在しなければ お目にかかる機会がないカラカウア王様にも会ってきましたよ。
アンバサダーホテル、良きところ
アンバサダーホテル・ワイキキ、こんなでした。
到着日から遠出してたので チェックインは夜になってしまった。(写真は後日 明るい時に取ったものです)
カジュアルなロビーを入る。
その奥に 小さなフロント
チェックインしたら、16階の部屋だった。18階が最上階だから、部屋からの眺めは ちょっと期待できそう。
部屋指定なしの格安パックツアーなのにラッキーだ。
フロント横にある、極楽鳥花がインパクト大なエレベーター(^▽^)
カードをかざさないと使えないから、セキュリティーも◎ね。
16階に着いてエレベーターホールを出ると、びっくり!外の景色が広がる。
各部屋の入り口は、屋外にある通路からなんだよね。
6部屋分のドアが並んでる。まるで、アパートやマンションみたい。
でも、このシチュエーション、
「私は ワイキキのはずれのアパートに暮らして、もう3年。」なんて妄想を何だかリアルにできるな。
仕事は何をしてることにしようか、
そうだ、「職業は ハワイのツアーガイド」とか どう?

じゃあ、カードキーで部屋に入ると、なかなか広い!
スイートルーム以外の普通の部屋は、確か31~37㎡とHPにある。
充分な幅のダブルベッドが、2台。
各ベッドの脇にキャリーバックを開けられるから、けっこう、広々と使える。
白いローチェストの上には、テレビ。
キッチンもフル装備。
電子レンジもあるし、冷蔵庫も大きい(冷凍庫もあるよ)
バスルームって言うんだよね? こういうトイレと洗面とシャワーがある部屋。
とても広い。
不思議なことに バスルーム内の 全面鏡の扉を開けると、金庫があった。
私は金庫の上に着替えを置いて、シャワーしてたぞ。
バスタブなしの シャワーのみだったけど、可動式のハンドシャワー。
これ、嬉しい。
ラナイに出てみる。パーシャルオーシャンビューだ!
後で 15階以上がパーシャルオーシャンビューの部屋だと知った。
手前の背の高い建物が ホリディイン エクスプレス、
向こうの台形っぽいのが ホテル・ラ・クロワ(ワイキキ・ゲートウェイホテルが改名したのね)
アンバサダーホテルとあわせて、ワイキキ北西 3兄弟?
いや、もう一つ カラカウア像の向こうにルアナ・ワイキキというのがあったな。
山側の景色は、こんなふう。
アラワイ運河がチラッと見える。
ラナイからの夜景もいいんだよ。
ここ、いいとこだあ・・・
ラグジュアリー感は カケラもないけど、心地よく暮らせそうだ。
ああ、アパートじゃなくて、3泊するだけのホテルだったわね (^-^;
でも、周囲の安全性、利便性 は どう?

うん、そうね 22時ごろ ホテルのラナイからエントランス付近を見下ろすと、
下の写真のように人通りはない。
ガイドブックとかに 「昼間は遊んで 買い物は夜が本番」みたいなことが書いてあるけど、
それは、ワイキキ中心部のホテル宿泊が 前提かも・・・(それか、レンタカーで行動)
この辺りのホテル宿泊なら、早めに帰りたい。
私とキャシーさんは 到着日 アラモアナからJTBのオリオリトロリーに乗って
21時ごろに★(下図)のラグジュアリーロウで降りた。
ホテルまで3分ぐらいだしホテルや店舗の明かりで真っ暗ではないんだけど、
一人だったら ちょっと こわいと感じたかも・・
★(下図)のホテル・ラ・クロア前に停まるレアレアトロリーやワイキキトロリーなら、もっと近いね。
また、2日目には ワイキキ中心部から 同じく21時ごろにカラカウア通りを歩いて帰った。
あんなに賑やかだったTギャラリア辺りのカラカウア通りが、
ラグジュアリーロウ近くまで来ると、人通りも まばらになる。

ラグジュアリーロウ近くの?な銅像
やっぱり、1人なら歩かないだろうな。(↑そんな場所で何やってんだ、私)

それは、ほとんど感じなかった。
ワイキキ中心部まで歩いて10分足らずだしね。
前述のとおり、各社トロリー乗り場も近い。下図★★
私達のよく使うザ・バスのバス停にもに少し触れておくと、
土曜日にKCC朝市なら ②のバス停から2バスに乗って行けるね(⑤や⑥からでも可)
③は 22バスの始発点、ココマリーナ、ハナウマ湾、シーライフパーク等に行ける。私達は帰国日の朝、22バスでカハラホテルに行ったよ。
アンバサダーホテルすぐ横の①は、2バスでKCC朝市からや 22バスでハナウマ湾などから戻る時に下車するバス停。

①から、アラモアナセンター山側近くに行く13バスに乗ることもできるけど、
アラモアナ海側に停まる8、19、20、23、42、Eバスにも乗れる④や⑦から乗った方がいいかも。

あるよ、アンバサダーホテルの下にWhalers General Storeというコンビニ(6:30~23:00)があるし、
お馴染みのABCストアは、ホテル・ラ・クロワの下(7:00~24:00)と、
アンバサダーホテルの北側の向かい(6:30~24:00)にある。
でも、夜中に行くのは さけたいなー。
アンバサダーホテルの下にはコーヒービーン&ティーリーフも入ってるよ。でも、席は写真の1つだけ(笑)
もう一つ 利便性って言えば、このホテル チェックアウト時間が12時(通常11時のことが多い)。
ホノルル空港を飛び立つのが14時台以降の時には助かるな。
以上です。
すぐ近く カラカウア王様に御挨拶
方向音痴ながら、宿泊したホテルの周辺をウロウロ(ホロホロ?)してみるのが楽しみの一つ。
今回の旅は 遠出ばかりしてて あまり暇がなかったけど、カラカウア王様には お目通りしなくては・・・
このカラカウア通りとクヒオ通りが作る三角地にいらっしゃるんだよね。
(アンバサダーホテルのすぐ横でした)
ザ・バスもトロリーも もう少し東の方で曲がる便が多いから めったに この場所を目にしないけど・・
カラカウア王像です。
ハワイ王朝7代目の王様 メリーモナーク(陽気な王様)とも呼ばれたデビット・カラカウア
確かに 目新しいこと賑やかなことがお好きだったみたい。
当時の最新設備(水洗トイレとか!)を取り入れたイオラニ宮殿を建てたのも彼。
宣教師によって禁止されていたフラを復活させたのも彼。

後ろに建つのはホテル ラ クロワ(旧ワイキキ ゲートウエイホテル)
でも実は、メリーモナークは彼の ほんの一面だ。
実態は 強まる欧米勢力に対抗して ハワイ王国の存続に四苦八苦した王様だった。
(ストレスのあまり、アル中気味だったという説も・・・おもいきし、人間臭いナ)
そんな彼は、日本やアジア諸国との連邦を企てて 1881年3月、日本を訪れてるよ。

左手に持つのは、明治天皇と交わした 移民の契約書だって
連邦は叶わなかったけど・・・
カラカウア王は、この時 サトウキビ畑の労働力として日本人移民の要請をしていったという。
でも これにより合法的にハワイに渡った人達は、半奴隷的な労働を強いられるなど、いばらの道だったんだよね(~_~;)
彼らは、その後どうなったの?

彼ら(や、その子孫)の多くは農場の契約終了後もハワイに残って、
日系アメリカ人としてハワイの現在をつくりあげてきたんだ。
テッズベーカリー、エッグスンシングス、あのABCストアだって、創業者は日系人なんだよね。

よかったら、ハワイで苦労の末、成功を収めた パワフル・日系人特集 も のぞいてみてね。
そうそう、カラカウア王像は1985年に「日本人移民100年」に因んで日系の団体が たてたんだそうよ。

それでは、また次回の記事で。
Mahalo.